通勤用クロスバイクのチェーンをチェックしてみたら伸びてしまっていました。
前回交換したときは、当然のようにシマノ製のチェーンに交換。
たしかそのときは、1200円しなかったと思うんですよ…
しかし現在の値段は、Amazonの価格で1962円‼(2024年7月現在)
1.5倍以上になってますけど(# ゚Д゚)
最近はあらゆるものの値段が上がってしまって、家計が大変ですね・・・
サイクル用品も例外ではありません。
そこで、今回安い中華製チェーンを試してみました。
果たして中華製チェーンは無事に使えるのでしょうか?
本記事では、チェーン交換のやり方とともに、中華製チェーンのメリットデメリットをお伝えします。
購入した中国製チェーン
今回購入した中華製チェーンはこちらです!
こちら、Amazonで899円!シマノ製チェーンの半額以下なんです!
しかも2024年7月現在、1400件以上のレビューがありながら、☆4.0とまずまず高評価!
これは期待がもてますね~( ̄▽ ̄)
案外、中華製チェーンでも案外使えるのでは?と、期待を込めて購入してみました。
ちなみにこのチェーン、色もブラウン、シルバー、ゴールド、オイルスリックとカラーバリエーション豊富です。価格は、色によって多少の差があり、今回は一番安いブラウンを購入しました。
通勤用クロスバイクなので、見た目は気にせず、普通に走ってくれれば良いんです♪
チェーン交換に必要な工具
チェーン交換には、交換用のチェーンの他に、チェーンカッターが必要です。(ミッシングリンクを使っている場合は、ミッシングリンクリムーバー)
僕はこちらのチェーンカッターを使用しています。
チェーンカッターは、ピンを押し抜くときに力をかけるので、弱いものだと折れてしまったりすることがあるようです。
こちらのチェーンカッターは、過去に2度チェーン交換をしており、今回3回目の使用ですが全く問題なく使用出来ています。
比較的安価で、オススメのチェーンカッターです。
ちなみにですが、プーリーが摩耗している場合は、チェーン交換と同時にプーリーの交換をオススメします。
プーリー交換自体は、チェーンがついた状態でも可能なのですが、作業難度が高くなります。
そのため、チェーンが外れているタイミングで一緒にプーリーも交換するほうが作業が楽なんです。
プーリー交換の様子は以下の記事で紹介しています↓
チェーン交換の手順
ここからは、実際のチェーン交換手順をご紹介します。
インナー×トップに変速しておく
まず作業がしやすいように、フロント、リヤともに一番小さいギヤに入れておきます。
こうすることで、チェーンのはりが減ると、少し作業がしやすくなります。
チェーンカッターでチェーンを切る
上で紹介したチェーンカッターをチェーンに装着します。
ここから、チェーンカッターのハンドルをぐるぐる回せば、チェーンピンを押し抜くことができ、簡単にチェーンが切れます。
新しいチェーンを準備する
新しいチェーンは、錆びを防止するために粘度が高めなオイルがついているようです。
そのため、パーツクリーナーを使って軽く脱脂しておきました。
その後、新しいチェーンは少し長いため、もともとのチェーンと同じコマ数で切って長さを整えます。
新しいチェーン通す
次に新しいチェーンを通すのですが、今回はチェーン交換ついでにプーリーも新しいものに交換しておきました。
プーリーも摩耗している場合は、一緒に交換しておきましょう。
その様子は下記の記事で紹介しています。
新しいチェーンは、もとあったように通していきます。
このときチェーンの落下を防止している部分がプーリーの周囲にあるため、それを避けるように通します。
新しいチェーンをつなぐ
ここまできたら、あとは新しいチェーンをつないで終了です。
通常は、チェーンにコネクティングピンというものが付属しています。
これを差し込み、チェーンカッターを使って余分な部分を折ることで完了です。
しかし、ここで中華製チェーンに問題発生!
このコネクティングピンが・・・折るタイプではなく、短い!
そのため、両手でチェーンの両端を密着させながらチェーンカッターで押し込まないと刺さらないんですよ。
始めは一人で作業していましたが、結局無理だったので妻に補助をお願いしてようやくチェーンをつないだのですが・・・
接合部分の動きが悪く、下の画像のように曲げると曲がったまま!
コネクティングピンを差し込むときに少しチェーンリンクが曲がってしまったのか、それとも最初から曲がっていたのかは分かりません。
しょうがないので、その部分をこじるようにして馴染ませることで、なんとか使えるようになりました。
ハプニングはありましたが、なんとか完成です!
チェーンチェッカーを乗せてみましたが、中華製だからといって始めから伸びていることなく問題ありませんでした。
その後、記事作成時点までに約100㎞ほど走っていますが、目立った問題なく走行出来ています。
中華製チェーンのメリット・デメリット
最後に中華製チェーンに今回交換してみて感じたメリット、デメリットをまとめておきます。
中華製チェーンのメリット
- とにかく値段が安い!
中国製のチェーンを選ぶメリットは、はっきり言って値段以外にありませんね。
冒頭にも書きましたが、シマノ製チェーンの半額の値段で購入することが出来ます。
これは、この物価高騰時代には魅力的ですよね。
特に僕のように、通勤用で問題なく走ってくれさえすればよいという自転車に使うなら、中国製チェーンも選択肢に入れるのはアリだと思います。
ただし、下記のデメリットは把握しておきましょう!
中華製チェーンのデメリット
- 付属しているコネクティングピンが使いにくい。
正直このコネクティングピンでは、一人で作業する場合かなり苦労します。
というか、あれをコネクティングピンと呼んでよいのでしょうか(笑)
別でコネクティングピンや、ミッシングリンクを持っている方なら良いかもしれません。
しかし、持っていない僕のような人であれば、ここは苦労するポイントなので覚悟しておいた方がよいと思います。
- 品質が怪しい
接合部の動きがかなり渋かったです。
記事内にも書きましたが、接合するときにチェーンリンクが曲がったのか、もともと曲がっていたのかは分かりません。
その後、調整して動くようになりましたが、やはり品質にばらつきがあったりする可能性はあるのかなと感じました。
- 耐久性は?
ここに関しては、まだ分かりません。
しばらく走ってみて、追ってこのページに追記したいと思います。
しかし値段が値段ですから、シマノ製チェーンより耐久性は劣る可能性はあると思います。
まとめ
今回、中華製チェーンに交換してみて、中華製チェーンがオススメな人は以下のような人です。
- とにかく安価なチェーンを探している。
- コネクティングピンや、ミッシングリンクを持っている。
- 通しにくいコネクティングピンも、真っすぐ通すスキルがある。
- とにかく中華製チェーンに挑戦してみたい!
僕個人的には、今回使用したチェーンの耐久性をみて、シマノ製チェーンと同等であれば、次の交換時にもう一度中華製チェーンに挑戦するのもありかと思っています。
しかし、耐久性が明らかにシマノ製より劣るようであれば、無難にシマノ製チェーンを買います!
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