今、自転車通勤を始める方が増えています。
私も自転車通勤歴10年以上ですが、自転車通勤にはメリットばかりです!
しかし自転車通勤を始めたくても、「どんなものが必要か分からない」「何を準備すれば良いか分からない」という方が多いです。
本記事を読めば、これから自転車通勤を始める方が安心してスタート出来る内容となっています。
自転車通勤のための必須アイテム
通勤のための自転車選び
まずはこれですね!これが無ければ始まりません!
自転車といっても、様々なタイプの自転車があります。ご自身に合った自転車を選びましょう。
これから自転車通勤を始める方にとってのオススメは以下の3種類です。それぞれの簡単な特徴をまとめました。
- 軽快車(ママチャリ)
- シティサイクル
- クロスバイク
- 折りたたみ式自転車
軽快車(ママチャリ)
軽快車とは、俗にいうママチャリです。
ママチャリは、セミアップハンドルといって手前側にハンドルが曲がっているのが特徴です。これによって上半身を起こした状態で運転することが出来るため、広い視界を確保しやすくなっています。
また後方にキャリアがつき、スタンドが両立スタンドで安定しやすいのが特徴です。
電動自転車もこのタイプが主流です。
これらのことから、軽快車は荷物の持ち運びなどに便利で、日常の買い物などのシーンで活躍できる自転車といえます。
シティサイクル
シティサイクルの特徴は、ハンドルが真っすぐになっていることです。これにより、少し前傾位でペダルを漕ぐため、脚に力が入りやすくなりスピードを出しやすくなります。
後方のキャリアはついておらず、スタンドも片側の1本スタンドです。そのため、両立スタンドより駐車時は不安定ですが、その分軽量化しています。
これらのことから、シティサイクルはスピードが出しやすく、移動するための手段として活躍しやすい自転車となります。
クロスバイク
スポーツバイクには、様々なタイプがあります。マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクなど・・・
中でもオススメはクロスバイクです。
クロスバイクの特徴は、シティサイクルよりもさらに軽量化されており、フレームや乗車時の姿勢もさらにペダルに力が入りやすいポジションとなっています。
また多段ギアがついています。これにより、漕ぎだしは軽いギアにしてスピードに乗ってきたら重いギアに変速するなど、楽にスピードを出すことが出来るのです。
また、タイヤも仏式バルブを採用しており、ママチャリやシティサイクルのタイヤ(英式)より高い空気圧を入れることが出来ます。空気圧が高くなると転がり抵抗が少なくなるため、よりスピードが出しやすくなります。
しかし軽量化により、多くのクロスバイクで泥除けはついておりません。そのため、水たまりのある路面や雨の日の走行では、水跳ねにより泥が自分にかかってしまうことがあるため注意が必要です。
以上のことからクロスバイクは、荷物入れや泥除けなどは無いが、とにかく軽快に走りたい方にオススメの自転車となります。
折りたたみ式自転車
折りたたみ式自転車の特徴は、なんといっても小さく折りたためることです。そのため、駐輪場が無くても職場内やデスクの下などに持ち込むことが出来ます。ご自宅に駐輪するスペースが無い場合も同様に、容易に室内保管が可能です。
デメリットとしては、車輪が小さいため通常の大きさの自転車より、ペダルを漕ぐ回数が多くなる、段差に弱い等が挙げられます。しかしこれらのデメリットも車体によっては、効果的なギアの変速があったり、サスペンションで補うことが出来ているものもあります。
以上のことから、折りたたみ自転車は自宅や職場での駐輪スペースに困る方に最適な自転車といえるでしょう。
自転車通勤用カバン、バッグ
これは、乗る自転車と荷物の量によって選び方が変わります。
たとえば、通勤時の荷物が少なくカゴ付きの自転車に乗っている方は、手提げバッグやカバンでも十分です。
しかし、荷物の多い方やカゴのついていない自転車に乗っている方は、リュックサックがオススメです。
また、リュックは急な雨にも対応出来るよう、多少の防水性能があるとさらに安心です。リュック自体に防水性能が無くても、リュックカバーというアイテムがあります。これはリュックの上からカバーを被せて防水するものです。比較的安価なものが多いので、一つ持っておくと便利です。
私は、通勤時にはクロスバイクにリュックの組み合わせで通勤しています。リュックは比較的安価なもので防水性能はないため、リュックカバーを常備しています。また、少しくらいの雨なら大丈夫なように、リュックに防水スプレーを吹いています。
雨具(レインウェア、長靴)
雨の日も通勤するなら、レインウェアと長靴が必要です。
レインウェアはセパレートタイプのものと、ポンチョタイプのものがあります。
セパレートタイプは、防水性が高く自転車も漕ぎやすいため、洋服を濡らしたくない方や距離を移動する方にオススメです。
ポンチョタイプは、簡単に着脱できるのがメリットです。小雨や近場への通勤ならこちらでも対応できる場合が多いでしょう。ただし、少し漕ぎにくくなったり、長靴の長さが短いと足が濡れてしまう可能性があるため注意です。
手袋
冬場の自転車は、とにかく手が冷えます。手が冷えて動きにくくなると、ブレーキがしにくくなったりしてしまい危険があるため、出来るだけ冷えないように手袋の着用をオススメします。
手袋は、滑り止めのついているものを選びましょう。滑り止めのないものでは、とっさのブレーキ操作などが行えない場合があり危険です。
夏場はあまり必要ありませんが、日焼け防止や転倒時の手の負傷予防などのために着用しても良いでしょう。
自転車通勤のために準備しておくと安心なもの
ヘルメット
ヘルメットは、転倒や事故での頭部を守るためにとても重要なものです。
ロードバイクなどでスピードを出して走る方は、ほとんどのすべてのサイクリストが被っています。
通勤などの街乗りがメインで、それほどスピードを出さない方は、髪型が崩れる、煩わしい、邪魔になるなどの理由から被らない方も多いです。
もちろんスピードを出さない場合でも被った方が良いものではありますが、強制ではないため必要であれば用意しましょう。
パンク修理キット
自転車通勤で厄介なものの一つに、通勤中のパンクがあります。
特にクロスバイクやロードバイクでは、シティサイクルなどよりタイヤの空気圧を高くした状態で乗るため、パンクしやすくなっています。
私が通勤で使用しているクロスバイクは、耐パンク性能の高いタイヤを使用しているためパンクの頻度は低いですが、それでもパンクするときはしてしまいます。
そんな時でもパンク修理キットを持ち運んでいれば、その場でパンクを修理して再び自転車に乗ることが出来ます。
私も、携帯ポンプと予備のチューブ、タイヤレバーはいつも通勤時はリュックに入れています。
しかし実際にパンクして修理キットをもっていても、経験がある人でなければ通勤途中で修理することは困難です。また修理できる人で早い人でも15分程度はかかってしまいます(私は下手なので20分はかかります)。
そこで、応急処置的なものですが、パンクしたチューブに修理剤とエアーを同時に注入して、瞬時に走行できるようにするものがあります。
あくまで応急処置ですので、その後ちゃんとした修理は必要ですが、とりあえず職場まで到着することは出来るでしょう。パンクして仕事に遅刻してしまうのが、一番困りますからね・・
自転車通勤を始められる方は、一つ持っておくと安心して通勤出来ると思います。
まとめ
私は自転車通勤を10年以上続けていますが、運動しながら通勤するのは、とても気持ちが良いものです。
是非みなさんも、自転車通勤始めてみて下さい!