僕がロードバイクを乗り始めて3年以上経過しましたが、やはり思うのが「ホイールを交換してみたい!」
どのサイトやYouTubeをみても、ホイールを交換することによって大きく走りが変わると言われているので、ワクワクしてしまいますよね。
しかし、ロードバイクのホイールって高い!
10万、20万なんて当たり前じゃないですか。
下手をしたら、僕みたいな初心者が乗っている車体より高いなんてこともザラにあります。
いきなりそんなホイールには手が出ないよ・・・。と思っている方も多いのではないでしょうか(僕もです)。
そんな僕と同じ初心者の方が、まずはじめにホイール交換をするとしたら、きっとこの2択になるでしょう。
カンパニョーロのゾンダと、フルクラムのレーシング3!
本記事では、そのどちらかの購入を検討している僕が、それぞれの違いについてまとめます。
カンパニョーロとフルクラム
カンパニョーロは1933年に創業した、イタリアの老舗自転車部品メーカーです。
それに対して、フルクラムは2004年に設立された新興ブランドになります。
それだけ聞くと、フルクラムはまだ歴史が浅く少し心配な印象を受けますが、フルクラムはカンパニョーロの子会社です。
その技術力は確かで、設立後すぐに世界的に活躍しているチーム「クイックステップ」に正式採用され、世界選手権で優勝するパフォーマンスをみせています。
カンパニョーロ、フルクラムともにロードバイクホイールの中ではトップクラスのメーカーといえるでしょう。
ゾンダvsレーシング3
それではここからは、ゾンダとレーシング3の違いを比べていきます。
リムブレーキモデルでの比較となります。
リム幅、リム高、ハブ素材、対応カセットなどについては、両者とも同じです。
違いのある部分のみまとめました。
価格
価格については、時期によっても変動します。
特に最近は、数年前と比べて円安の影響もあるかと思いますが、値上がりしているようです。
ここでは、2024年2月現在のAmazonでの価格をご紹介します。
- ゾンダ:68200円
- レーシング3:76940円
ゾンダとレーシング3では1万円弱の価格差がありました。
重量
- ゾンダ C17:1596g
- レーシング3 C17:1560g
レーシング3のほうが、カタログ値で36g軽いです。
36gと聞くとそれほど差がないように思えますが、この重さはほとんどがリム部分の重さです。
そのため、回転すると慣性モーメントがかかり、それ以上に重さを感じることになります。
軽いホイールほど、漕ぎだしやヒルクライムでの軽さを実感しやすくなります。
ヒルクライムや加速減速が多いコースを走る方は、レーシング3のほうが有利なホイールといえるでしょう。
スポークの組み方
- ゾンダ:Mega G3
- フルクラム:2to1
どちらも、スポークが3本1セットとなった組み方がされていますが、レーシング3のほうが3本の幅は広くなっています。
これによってレーシング3のほうが、剛性の高いホイールとなっています。
これはどちらが良い悪いというわけではありません。
ホイールの剛性が高いと、ペダルを踏みこんだときの加速性能が高くなります。代わりにデメリットとして、筋力が必要で疲れやすくなります。
ホイールの剛性が低いと、加速性能は低くなりますが、脚への負担が少なく快適に乗れるようになります。
このことから、ゾンダよりレーシング3のほうが競技的と言われることもあります。
デザイン
どちらも黒をベースとしたシンプルなデザインです。
ゾンダのほうが少しだけリム部分の「CAMPAGNOLO ZONDA」の文字にインパクトがあり、レーシング3の方がシンプルです。
発売日
正確な発売日は分からなかったのですが、ここではAmazonでの取り扱い開始日を比較してみました。
- ゾンダ:2016年7月16日
- レーシング3:2018年3月7日
どちらも、少し古いモデルのホイールとなります。
そして2024年2月現在、どちらのホイールもリムブレーキモデルはモデルチェンジの予定は発表されていないようです。
ちなみにゾンダはディスクブレーキモデルは新作が発売されています。
「ZONDA GT」です。
これからはディスクブレーキの時代といわれているので、リムブレーキモデルは新しいものが発売されることはないのか?
それとも、今後モデルチェンジするのでしょうか?
僕には分かりませんが、もしかしたらリムブレーキモデルは生産数が減っていき、手に入りにくいということになる可能性もあります。
また、モデルチェンジ後は今より値上がりが予想されます。
現行モデルは発売から時間がたっていますが、購入するのは全然アリだと思っています。
僕はどっちを選ぶ?
ここまでゾンダとレーシング3の違いをまとめてみて、では僕はどちらを買いたいか?
性能面ではレーシング3です!
36g軽いということに加えて、剛性が高いという点が魅力的!
せっかく高いお金を出してホイールを交換するのですから、違いが分かる方が良いですよね。
そのため、性能面で標準のホイールより性能差のあるレーシング3を使ってみたいをいう気はあります。
また、僕が乗っているロードバイクはBIANCHIの「INTENSO」ですが、カーボンバイクの中でもおそらく柔軟性のある部類になると思います。
そのため、余計にホイールは剛性が高いものでバランスが取れるのではないかと考えています。
しかし!デザインではゾンダですね!
レーシング3は、個人的にはシンプル過ぎるかな~
ゾンダも派手なわけではありませんが、レーシング3よりロゴが主張していてカッコいいですよね。
また、価格も少し安いというのもグッドです。
ロードバイクのホイール選びって難しいですね・・・。
まとめ
カンパニョーロのゾンダ、フルクラムのレーシング3の違いについてまとめました。
どちらも、僕のようなロードバイク初心者の方が最初に交換するホイールとして、必ず候補に挙がるホイールです。
今回まとめてみて、それぞれ似ているようで結構違いがあるんだということを再認識しました。
ロードバイクのホイールは安い物ではないので、後悔しないようにじっくり考えて選びたいですね。