ロードバイクを乗り始めて3年以上経過したのですが、そろそろホイール交換にチャレンジしたくなってきました。
しかし、ロードバイクのホイールって高いじゃないですか!
失敗がないように勉強しているのですが、そこで見慣れない文字が・・・ホイールについている「C」ってなんだ⁉
この疑問について調べてみたら、思った以上に複雑でしたのでまとめてみました。
ロードバイクタイヤのCとホイールのC
自転車のタイヤやホイールに使われている「C」は、mm表記です。
例えば、僕の乗っているロードバイクは、700×25Cのタイヤを履いています。
これは、「700㎜の直径で、25㎜幅のタイヤ」という意味になります。
では実際に、それに合うホイールを選ぼうとしてみましょう。
まず調べたのが、初めてのホイール交換で必ずといっていいほどオススメされる「カンパニョーロのZONDA」です。
どれどれ~、確認してみましょう~♪
「C17」ってなってますけど・・・
僕の25Cのタイヤは入るのかしら?
ホイールのCと適合するタイヤサイズ
ホイールの「C」は、リム幅のサイズを表しています。
ZONDAはC17となっているため、リム幅は17㎜です。
このリム幅によって、最適なタイヤサイズが異なります。
では、25Cのタイヤは適合するのか?
ここが、すごく複雑になっていました。
まず、タイヤ幅とホイールリム幅の規格としてETRTO(エトロト)規格というものがあります。
これは、ヨーロッパのタイヤとホイールメーカーからなる団体によって定められたタイヤとリムの適合規格です。
ETRTO規格は2020年に改訂されて、現在は旧ETRTO規格と新ETRTO規格が混在しているようです。
僕が現在履いているタイヤは、旧ETRTO規格の25Cです。
ワイズロードのサイトによると、ZONDAの対応タイヤ幅は25~37㎜となっています。
CAMPAGNOLO ( カンパニョーロ ) ZONDA ( ゾンダ ) C17 F/R ブラック シマノフリーボディ HG11| 自転車・パーツ・ウェア通販 | ワイズロードオンライン
旧ETRTO規格では一般的に、
- C15(ナローリム):最適なタイヤサイズ23C
- C17(ワイドリム):最適なタイヤサイズ25C
とされているそうです。
そのため、旧ETRTO規格の25Cタイヤは、ZONDA17Cにはピッタリといえるでしょう。
では、新規格のタイヤではどうでしょう?
新ETRTO規格では、25~28C のタイヤのリム幅を19㎜で設定されています。
これは、ロードバイクホイールのワイドリム化に適応するための変更とのことです。
それではこれを、新ETRTO規格のパナレーサーのアジリストで考えてみましょう。
ZONDAにパナレーサーのアジリストを履くためにはどのサイズ?
パナレーサーのアジリストは、新ETRTO規格のタイヤとなっています。
このアジリストは、公式ページに適合表が出ているため、画像を拝借しました。
一般的に、ホイールのリム幅が2㎜変わると、実際のタイヤ幅は1㎜変わると言われています。
それをふまえて下の表を見て頂くと、実際にそうなっているのが分かります。
この適合表によると、ZONDAにアジリストの25Cのタイヤを履いた場合、履けますが24㎜になるとなっています。
アジリスト25Cの、リム幅のベストサイズは19Cです。
ZONDA 17Cにアジリストを使う場合のベストサイズは、23Cとなります。
んん~、ややこしい。
履き比べたことがないので分かりませんが、2㎜以上差が出ると差を感じそうですが、1㎜程度の差だとそこまで細くなった印象は受けないかもしれませんね。
なので、ZONDAにアジリスト25Cはビギナーサイクリストの僕であればそこまで気にならずに履けそうな気がします。
ただし、重要なのはそういった差があるのを知っていて乗っているのか、知らずに乗っているのかでは、雲泥の差があると思います。
それを知っておけば、次にタイヤを選ぶときに参考になりますしね!
まとめ
ホイールのリム幅「C」と、タイヤの適合、ETRTO規格についてまとめてみました。
思っていた以上に複雑ですね(;'∀')
そこまで気にしない人はしないのかもしれませんが、ロードバイクのホイールは高い買い物になりますからね。
買ってから後悔しないように、僕もしっかり勉強していきたいと思います。
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