ジョンソン&ジョンソンがタルクを原料とするベビーパウダーを販売終了へ
ジョンソン&ジョンソンが2022年8月11日、2023年でタルクを原料とするベビーパウダーの販売を終了すると発表しました。
これは、タルクを使ったパウダーに含有されているアスベストによって乳がんを発症したとして米国で訴訟が相次いでいるためとのことです。その数は数万件にも上るとか・・・
今後は、タルクではなくコーンスターチを原料としたパウダーに変更すると発表されています。
また、アメリカとカナダでは2020年に、既に販売を終了しているようです。
ベビーパウダー販売終了が、なぜ悲報なのか?
タイヤパウダーの代用品として使われているベビーパウダー
私をはじめとする、多くのサイクリストの方がジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーをタイヤパウダーの代用品として使っています。
タイヤパウダーとは、タイヤの内側やチューブ表面につけておくことで、タイヤとチューブが張り付きパンクしてしまうのを防ぐ役割があります。
なぜジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーをタイヤパウダー代わりに使っているのか?
このタイヤパウダーですが、値段はそこそこ高いです・・・。
例えばこちらのパナレーサーのタイヤパウダーですが、50gで800円~900円程度です。
主成分は”タルク”という鉱物です。これにゴムの劣化を防ぐミネラルオイル等が添加されています。
これに対して、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーは140g入って、200~300円程度で購入可能です。このジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーも主成分がタルクで、それに香料が入っているものになります。
いかがでしょうか?
もちろん、タイヤパウダーとして使うとしたら正規のものを使ったほうが良いのは百も承知です。
しかし、私のようにコスパを重視しているものにとっては、この価格差は魅力なのです。添加されている成分は違えど、5倍前後の価格差があります。
そのため私は、タイヤパウダーにはジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーを代用しているのです。
まとめ
ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーは、2023年で生産終了が決定しているようです。そのため、私のようにタイヤパウダーの代用品として使っていた方は、別のタルクを原料としたベビーパウダーを探すか、正規のタイヤパウダーに乗り換えるか検討しなければなりません。
2023年7月現在、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーは、Amazonなどで販売されています。
しかし、上の画像のように私が使用している円形の容器のタイプは生産が既に終了しているようです。
そのため、アマゾンではプレミア価格になってしまっています。
そのかわりに、シェーカータイプのベビーパウダーへと変更されています。こちらは2023年7月現在でも販売されています!
従来通り安価で、成分を見る限り「タルク、香料」と変更は無いため、今のところタイヤパウダーとして使えそうです。
タイヤパウダーの購入を検討していて、ベビーパウダーを試してみたいという方は、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーを、早めに購入しておいた方が良さそうです。
タイヤパウダーとしての1回の使用量はそれほど多いものではないですし、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーは大容量なので、1度購入しておけばしばらくは再購入の心配は無いでしょう。
生産が終了しないうちに急いで購入しておこう!
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